夏ももうすぐ終わり、EC業界は盛り上がるシーズンが到来。
９月から年末にかけてはスーパーセール、ハロウィンセール、クリスマスセール、決算セールなど売上を上げるイベントが盛りだくさんである一方、「セールのタイミングで注文が集中し、人手が足りずにパンクした」なんて話も伺います。

イベント・セールも成功し、売上を積み上げるせっかくのチャンスなのに手が回らずに欠品や配送遅延、誤発送などをしてしまい、ショップに悪いレビューを頂き、評価を下げては本末転倒です。

注文が入ってからお客さまのもとへ商品をお届けするバックヤード業務はEC運営において、非常に重要な要素です。
ではどのようにECサイトのバックヤードを整理すれば良いでしょうか

バックヤード管理システムの導入

得に複数のショッピングモールに出店しながら、自社サイト多店舗展開を行うとそれぞれの受注情報や在庫数、商品の管理や、発送処理などに必要なデータが膨大になり、ミスやトラブルの原因になります。

こうしたデータの管理を効率よく方法として「一元管理システム」がございます。

ネクストエンジンはHamee株式会社が提供する一元管理システム。現状3,095社、23,852店舗がネクストエンジンを導入しており、業界シェア1位。Hameeはネットショップ運営しており、自社で行っている自社業務に沿った機能開発を行っているのが特徴です。
 

小規模店鋪こそアナログ管理の見直しを

とはいえ、システムの導入には初期費用やランニングコストがかかり
商材にはよりますが月に200件未満程度の注文数では、費用対効果が合わないことも。

一人のスタッフで処理できる件数で、高い費用をかけてまでシステムを導入できない
という方は、アナログ管理の見直しをしてみてください。

こちらは弊社のお客様に伝授した注文処理方法の例
一枚一枚、注文内容を紙に印刷し管理しています。

• 入金日(決済方法)
• 希望納期
• お客様情報
• 商材毎の特殊な処理
• 在庫表への入力など自社独自作業

商品をお客様のもとへお届けするまでに絶対に漏れてはいけない内容的を
アナログベースに落とし込み管理しています。
こちらのように少しの手間と工夫で漏れやミスを防止することが出来ます。

スタッフのケアレスミスに悩む、月に50ー100件程度の注文数のショップ様でアナログ管理を
導入していただいたところ、ミスが減ったとお喜び頂きました。

S＆Eパートナーズのサポートプランではマーケティングの観点以外にも上記のような作業者の目線から
作業の効率化を行うためのちょっとしたコツも伝授致します。

コストをかけてシステムの導入も良いですが
まずは出来るところからコツコツと運営改善を行なってまいります。

門田 雅史

SEO対策サポートをメインにECサイトのコンサルティング・構築支援を行っています。全日本SEO協会1級、GAIQ（Googleアナリティクス個人認定資)取得。ECサイトの運営経験で培ったマーケティングの課題解決力を生かし、成果に直結する提案に努めてまいります。