ECサイトの直帰率を下げる具体的改善方法の伝授
突然ですがあなたのショップにやってくるお客様の直帰率はご存知ですか?
直帰率が高くなる原因を改善し、ショップの質を上げる方法を伝授します。
直帰率とは?
直帰率とは、あなたのショップを訪れた訪問者のうち、直帰した訪問者の割合を表わす指標です。
直帰とは、ショップ内で1ページしか見ずにそのままショップから出る、という訪問者の行動を指します。
ショップの直帰率が高い原因は多々ありますが以下のような3つが大きな原因です。
他ページへの導線が分かりづらい
他ページへのリンクが表示されていなかったり、お店のデザインにばかりこだわりすぎてリンクがわかりづらいと、お客様は次のページへ移動することをあきらめてお店を離脱(直帰)してしまいます。
他ページへのリンク(内部リンク)は、しっかり目立つようにして、かつ適切なコンテンツへのリンクを貼りお客様の直帰を防ぎましょう。
その1ページの内容だけで満足してしまった。
1ページ内の情報量が多く、そのページだけでお客様が求める情報が十分に得られるようになっていると、お客様はページ下部まで進んだ時点で満足して直帰してしまうことがあります。
ECサイトは購入コンバージョンに繋がらないと意味がなありません。平均滞在時間が長くても直帰率が高い場合は、このケースに当てはまる可能性が高いでしょう。
お客様になんらかのアクションを起こしてもらう施策が必要です。
販売している商品の内容が訪問者のニーズに合っていない
お客様が期待していた情報とページの内容がマッチしていないと、訪問者は短い滞在時間ですぐに閲覧を中断(直帰)します。
ページのタイトルや商品の説明内容がズレていないかどうかを確認し、必要であれば修正をして、直帰率を改善しましょう。
ECサイトの直帰率の具体的改善方法
直帰率を改善するための対策としては、以下の3つがおすすめです。
コンテンツやキーワードの見直しと変更
ショップを訪れるお客様の検索ワードを分析してニーズを予測し、そのお客様の期待に応えられるような情報を商品ページに追加するなどして、コンテンツの充実化を図り、直帰率を改善しましょう。
タイトルやディスクリプション、の見直しも定期的に行い、ページの内容を変化するニーズにマッチさせていけば、直帰率が改善されます。
サイト内の導線強化を図り回遊率をアップ
直帰率を改善するためには、サイト内の別ページに適切に内部リンクを設置しサイトを回遊させるための導線の強化を図りましょう。
ECサイトの基本的な構造では、ヘッダーやフッター、サイドナビなど全ページに反映することができる共通部分があるのでこちらにセールの告知やキャンペーンの案内、ランキングの表示など次にお客様にクリックしてもらいやすいコンテンツを追加しましょう。
これだけで回遊率の大幅アップが見込めます。
モバイルフレンドリーやAMP対応をする
現在では多くの人がスマートフォンでネットショッピグを楽しむるようになり、スマートフォンユーザーに配慮したショップにすることが重要が最重要です。
楽天などのモールやASPカートによっては、レスポンシブデザインでの構築ができず、PC版を更新したら、合わせてスマホ版も更新しなければならず、二重の手間がかかりますが
労を惜しまず、しっかりと更新しましょう。「モバイルフレンドリー」(スマートフォン最適化)や「AMP」(モバイルページ高速表示)の導入などの対策を行い、お客様が見やすいショップ作りも大切です。
ちなみに、直帰率と離脱率の違い
よく混同されがちな、直帰率と離脱率ですが厳密には全く違う意味を持ちます。
離脱率とは「同じサイト内の全てのページビューのうち、ユーザーがそのページを最後に閲覧した割合」のことを言います。
直帰率とは「特定のページのセッション数」を基準としているのに対し、離脱率は「ショップ全体のページビュー数」を基準にしています。
直帰率を分かりやすく言うと「そのサイト内の1ページだけを見ただけでショップを離れてしまったお客様の数」です。
まとめ
ECサイトの平均直帰率は40~50%と言われています。せっかくあなたのショップに訪れてくれたお客様に、あなたのショップや商品の魅力がしっかりとお客様に伝わるように直帰率を改善しましょう。
上記の方法でも直帰率が改善されない場合は、弊社サポートプランにお申込みください。「目指せ100万円サポートプラン」ではサイト全体の導線設計から独自のキャンペーン企画までご提案いたします。
SEO対策サポートをメインにECサイトのコンサルティング・構築支援を行っています。全日本SEO協会1級、GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資)取得。ECサイトの運営経験で培ったマーケティングの課題解決力を生かし、成果に直結する提案に努めてまいります。