コンバーション率改善を目的としたTOPページリニューアル事例【自社ECサイト】
S&Eパートナーズの門田です。
当たり前ですが、通販サイトの最大の目的は売上を上げることであり、
サイトの売上は「売上=アクセス数×購入率(コンバージョン率)」という式で導かれます。
通販運営の指南書には大抵書いてある、「注文を増やすにはアクセスアップと購入率アップのどちらの取り組みも必要である」という基本の式です。
予算さえ投じれば一定のアクセス数が見込めるWEB広告を用いることで、どんなサイトでもアクセス数は担保できますから
多くのショップは、アクセス数は伸びているけれど満足のいくコンバージョン数を達成できていないという課題を抱えているのではないでしょうか。
今回はそんな課題を解決する、購入率の改善を目的としたECサイトのTOPページリニューアル事例を紹介致します。
リニューアルは現状の改題を明確にするところからスタート
サイトのサービス : ゴルフ用品の販売
使用ASPカート : Makeshop (メイクショップ)
こちらがリニューアル前のTOPページ
先ずは現状を把握し、課題を明確にすることから始めます。
TOPページはいわばお店の顔です。通販サイトでは「お店の信用」「品揃えの豊富さ」「ニュース性(鮮度)」の訴求が何より大切。
とくに楽天やAmaoznなどのモールに属していない自社サイトでは、「お店の信用」が最も重要であり、コンバージョン率に直接影響するため、 ショップのコンセプトや会社や店舗をアピールするコンテンツ、お客様に安心して頂くためのお客様の声、を解りやすくTOPページで表現する必要があります。
リニューアル前は、ただ商品の情報が羅列してあるだけで、「このお店はどんなお店?」「どんな人が運営しているの?」などの情報が伝わらない無機質なものでした。
お店の信用を得てCVRを改善するための項目出し
まずは、改善に必要なコンテンツの洗い出しです。全ては公開出来ませんが、コンバージョン率アップのために追加したコンテツをいくつかご紹介します。
会社・サービス・実店舗のご紹介
サービスへのこだわり・想いを綴ったコンテンツ
実店舗を訪れて頂いたお客様の生の声
実店舗での試打会の情報
など、、
お店の信用を得るためのコンテンツ、ブランディングを保つためのプロダクトコンテンツ、SNSとの連携、またユーザーニーズに応えるための試打会の情報などリニュアール前には存在しなかった項目をじつに10項目以上ご提案させて頂きました。
そして、生まれ変わったTOPページがこちら
こちらが完成した新しいTOPページ。いかがでしょうか。
コンテンツを充実させることにより、ここまで生まれ変わります。
デザインの自由度が低いと言われているMake shopでもイメージに沿ったオシャレなデザインで作成することが可能です。
訪れたユーザーが商品ページへすぐに回遊できるようにTOPページは1カラム、その他のページを2カラムにし、サイドナビを作成致します。
ユーザービリティの観点から、ECサイトではサイドナビの充実は必須と考えますが、TOPページでは必ずしも必要ではございませんから、ショップのブランディングイメージを優先的に考えます。
改善が必要だったお店の信用面も、実店舗を訪れたお客様の様子や声を掲載することで改善。
「ショップの実在感」がでることで安心感が生まれ、サイトを訪れたユーザーがショップを信頼しやすくなり、これによりコンバージョン率のアップが見込まれます。
通販サイトのリニューアルは完成がゴールではありません!
サイトのリニューアルにはとにかくパワーがかかります。打ち合わせ、項目出し、レイアウト決め、デザイン作成、コーディング、様々な苦労を乗り越えて新しいページがリリースされた時の喜びもひとしおです。
しかし、通販サイトの運営はリニューアルをすることがゴールではありません。むしろ、その後の検証と改善を続けていくことが重要なのです。
まずは、リニューアルしたことによる変化はどうか、様々な観点から継続的に分析・改善をする事で、ショップのコンバーション率の向上、つまり売上アップにつなげる事が出来ます。
S&Eパートナーズでは、サイトのリニューアルからその後の改善施策まで、売上アップにむけて確りとサポート致します。
リニューアルをご検討の方や、その後の運営サポートまでお考えの方は是非S&Eパートナーズにお問い合わせください。
SEO対策サポートをメインにECサイトのコンサルティング・構築支援を行っています。全日本SEO協会1級、GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資)取得。ECサイトの運営経験で培ったマーケティングの課題解決力を生かし、成果に直結する提案に努めてまいります。